店長story 3《長い一日》

更新日:2018.12.07

〇前回までの店長story 2はこちら

2012年、夏の終わりに
義父と主人から会社が
倒産すると宣告されました。

「お父さん一緒に頑張りましょう♪」と

良い嫁を演じ、腹の底では

「ったく、何やってんだよっ!💢」
と、思っていました。

そして、
なぜか「ママ、頼む!!」

と、血迷った義父母からの
熱いまなざしを受けた後、
とりあえず会社事務所へ行きました。

「おはようございます~」(--)

恐る恐るゆっくり引き戸を開けると、
「おはようございます~」(--)と、

お局様(50代独身女性)が
低いテンションで迎え入れてくれました。

経理を長年やってきたお局様の顔と
背中から出ていた淀んだオーラ。

朝から重かったです。


・・
・・・

私はこの時より遡ること数か月。

「お局様と一緒に仕事をするのは、
もう限界・・・やめます!」

と言い出した女性パートさんの
後釜として事務を
手伝うことになりました。

その女性パートさんは、
売店の方へ移り、発送と配達を
兼務することになりました。

私は以前からHP「昆布村」を
作り受注を細々とやっていました。

子どもを4人産んだので
そろそろ会社の手伝いを本格的に
していこうと思ってもいたので、

予定よりちょっと早まりましたが
頑張ろう!と決心しました。

どっちかと言うと、

怖いパートさん達や
お局様には負けないぞ~!!

という決心です。 (笑)

浜のかあさん達、マジ怖いんですよっ!

事務仕事では、
納品書や請求書、送り状の作り方、
市場から仕入れた魚の集計、
取引先別の書類整理等を
お局様から習いました。


・・
・・・

お局様、
こんな状態になるまで
一生懸命働いてくれていたんだなぁ。

今まで会社の為に尽くしてきたのに。

たぶん、言いたいことは
たくさんあったと思います。

なんか、切ないです。

朝の暗い挨拶の後
会社の資金や支払い、
在庫状況、給料や固定費など
現状を簡単に教えてもらいました。

その後、普通に業務をこなし、
夕方には再度、父と話し合いをしました。

「・・・〇〇先生にも
相談したほうがいいんでねぇべが。」

名前は伏せておきたいので
ここでは先生のことを
千と千尋の神隠しに出てくる
湯婆婆(ゆばーば)様と呼ぶことにします。

見た目は湯婆婆様の
和風バージョンで顔と体が
でかいお婆さんです。

また湯婆婆様と同じように、
「圧」が強いです。

通称「神さま」
と崇められています。

なんでも見えて、
漁や商売の先を読めて、
病気が治せて、
神様が身体に宿ったりしたり、etc….

すごい人なんですって。

私も月一くらいに挨拶や
お届け物をしに行かされていました。

父母が湯婆婆様のご意見は正しいと
心から思っているので、

嫁としてもそれに習うのが大事と思いつつ、
心の中ではひそかに

「怪しい・・・」

と思っていました。

でも、いろいろな経験を
されてるし、何か良い意見が
もらえるかもしれないと考え

私一人湯婆婆様の元へ行くことにしました。

父や主人は怒られる(?)と
思ってついてきませんでした(--〆)

まだまだ、
長い一日は終わりません。。。

(ToT)/~~~

—–

次回の「店長story 4」

—–

辛いことも多かったですが、
自分の人生の舵取りをする為に
必要な経験をたくさんしたと思います。

この店長STORYは
昔の暗い話ばかりが続きますが

読んだ感想や応援メッセージを
頂けると嬉しいです(^^)

たまえ店長

能戸たまえ(店長)です。 昆布の魅力にハマり、美味しくて体に良い昆布を広める活動に人生を捧げる。 趣味:旅行、水泳、ピアノ、散歩  四姉妹の母

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