店長story 16 《別れ》

更新日:2019.08.23

〇前回までの店長story 15はこちら

2012年12月26日

最後まで残っていた
中国人の研修生5名を
空港へ見送りに行きました。

他にも残っていた研修生3名は
道南の水産加工会社で
働けることになり、
それより数日早い
12月21日に送っていきました。

たぶん、もう二度と
会うことはないだろう。

自然と涙がこぼれました。


・・
・・・

中国での日本円の価値は
なんと、8倍もあるそうです。
なので、日本で時給800円

だとしても、
中国では1時間働けば
6,400円ももらったことに
なるそうです!?

す、すごい!!

8時間労働だと
1日51,200円!!

それを1ヶ月 約20日間
働いたとしたら、

WAOooooooo!!
1,024,000円!!!

研修期間は3年間なので

Waoooooooo!!!
36,864,000円 !!!

まじで、すごいですぅ~~!!!

みんな国に帰ると家を建てたり
マンションを買ったりするそうです!!

リッチ~ガール♡♡♡

ちなみにうちに来ていた
研修生は皆女性でした。

ほとんどの女性が結婚していて
子どももいたりしますが
旦那さんや親に預けて
働きに来ていました。

中国では日本へ出稼ぎに
行くために研修工場で加工作業や
日本語を一定期間学んで
選ばれた人だけがようやく
日本で働くことが出来るそうです。

これだけ稼げるので
とても人気が高いそうです。

出稼ぎと言うと、
貧しい生活の為に外国へ働きに
行っているイメージでしたが
彼女たちはさらに上の生活を
目指して働きに来ていました。


・・
・・・

休みの日には私たち家族を
社員寮へ呼んでくれ
中国料理でもてなしてくれました。

日本だと食べきるのが
良識とされていますが
中国ではたくさん作って
残すくらいが良いもてなしの様です。

「ガンペイ、ガンペイ!!(乾杯)」と

とにかく明るく楽しい食事会を
何度も開いてくれました。

餃子やシュウマイ、肉料理。

大皿にたくさん作ってくれていて
どれも本場の味で美味しかったです。

主人と私のことは
おにちゃん、おねちゃんと
呼んで、慕ってくれていました。

中国人を雇う際には
注意すべき点が多々あります。

まずはとにかく平等に
接しないといけません。

残業するなら全員で残業させないと
大変なことになります。

そうしないと、

「おにちゃん!
 あの人だけ、給料もらえる、
 わたし、少ない!
 ずるいあるよ! 」

、、、暴動を起こします💢

寮内での決まり事もきちんと
決めないといけません。

そうしないと、

おにちゃん!
 あの人だけ、シャワー時間、
 長いあるよ!
 わたし、ゆっくり入れない!」

これまた、、、

暴動を起こします💢💢💢

ある晩は、
ビンタ、ビンタのたたき合い( ̄▽ ̄)

ある晩は、警察を呼んでの大騒動。。。

(;一_一) ・・・ったく!

なんか、そんな思い出ばっかり。。。

ほんと、血の気が多い子たちでした(^^;)

数年間、中国人女性15,6人が
生活をしていた賑やかだった
社員寮「まほろば荘」は
その日から、夜に明かりが
灯ることはなくなりました。

————————
次回の「店長story 17」
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辛いことも多かったですが、
自分の人生の舵取りをする為に
必要な経験をたくさんしたと思います。

この店長STORYは
昔の暗い話ばかりが続きますが

読んだ感想や応援メッセージを
頂けると嬉しいです(^^)

たまえ店長

能戸たまえ(店長)です。 昆布の魅力にハマり、美味しくて体に良い昆布を広める活動に人生を捧げる。 趣味:旅行、水泳、ピアノ、散歩  四姉妹の母

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